2013年10月31日

大倉山天然スケート場はなぜやめたのか

はまれぽに、昔、横浜の大倉山に天然スケート場があった記事が出ていた。

この中でスケート場の廃止と気温の関係について、
『「当時はそんなに気温が低かった」のかどうかは、読者の判断にゆだねたい。』
と丸投げだったので、一読者としてちょっと調べてみた。

データは気象庁の過去の気象データ検索から得た横浜の1月、2月観測値で、

・日平均気温
・最低気温
・最高気温
・冬日日数

の4つ。

閉鎖は1947年ということだが、日平均気温、最高気温には、それまでと大きな違いは見られない。
前年の1946年、1947年と最低気温が0℃付近だが、このくらいの年は1930年以降、数回ある。

1946年、1947年でそれまでと大きく違うのは冬日日数。
それまでの1月、2月は、3日のうち2日は冬日(最低気温が0度以下)だったのが、この2年は2日に1度に減少している。
日最高気温や平均気温はあまり変化していないので、朝起きたら氷が張ってない日が倍増したことになる。
それまでは、一冬暖冬でも次の年は普通に寒くかったのに、2年連続で暖冬となると閉鎖する気になるかも。
また、1945年が極端な寒冬だったようなので、この急変も心的要因になったかもしれない。
実際、この年以降それまでより暖冬傾向になっているので、先見の明があったと言える。
以上、平均気温だけではわからない気候変動と身近な産業とのお話。

ちなみに、横浜のより長期の気候変動については東京管区気象台の「気候変化レポート 2012 −関東甲信・北陸・東海地方−」が詳しいよう。

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posted by あきゅら at 13:32| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記
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