2011年05月18日

学会な日々

今週、来週と気象学会、地球惑星科学連合大会に通いつめ。でも、自宅から毎日日帰りなので、特別感は薄め。
土日がないのは、ちょっときついかな。
そういえば、帰りの電車で明日の発表リストをチェックしていて、気象庁がインヤン格子のテストをしていることを(たぶん)初めて知りました。
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2011年05月01日

石巻週末ボランティア

昨日、石巻での週末ボランティアに、妻に誘われて二人で行ってきました。「アースデイ東京タワー」、「リボーン エコツーリズムネットワーク」が企画する弾丸ボランティアツアーです。

29日の午後10時にバスで東京タワーを出発して、
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翌朝現地着、午後2時頃まで作業をして、30日午後10時新宿着という日程。

今回は2台のバスで約90名で向かいました。このバスは使用済み天ぷら油をバイオディーゼル燃料に使っています。途中、スタッフが現地と調整しながら、作業先を決定。今回の行先は石巻の牡鹿半島にある小渕浜という集落になりました。

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東北道は復旧していましたが、凹凸はけっこう激しく、100km/h近くでバウンドする感じは、冬の日本海フェリーで波を越える感じに似ていました。
何回か休憩を取ったSAでは他のボランティアバスが多数停まっていました。
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小渕浜は石巻中心部から普段なら車で1時間ほどのところにあります。牡鹿半島にはリアス式の小さな湾毎に集落があって、それぞれが津波で大きな被害を受けていました。
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ただ集落を結ぶ崖沿いの道路自体はあまり被害を受けていないようでした。

現地到着は午前8時。その後8人くらいずつ11班に分かれて、11軒のお宅へ作業へ向かいました。それぞれの現場で状況が異なったようでしたが、私と妻が作業したお宅は海に面したまだ新しい住宅でした。2階まで完全に津波に襲われ、中は泥と瓦礫と家具がぐちゃぐちゃになっていました。
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ただ、3週間前に同じツアーで石巻の湊中学校に行った妻から聞いていた魚介類の腐った匂いはほとんどなく、泥も一部ヘドロっぽい匂いがしましたがほとんどが海砂でした。

我々の作業は、家を取り壊す前に家の中の家電や畳、家具、何か使えるかもしれないものなどを運び出すこと。泥をかぶった1階の家電や畳はびっくりするくらいの重さで、畳は男4人でやっと運べるほど。東京に帰る時間は決まっているので、実質5時間弱の作業時間でやれることをやるしかありません。釘が出ている材木や垂れ下がった電線、抜けた床、泥のたまった水たまりなどに阻まれて、作業は本当に遅々としか進みません。はじめのうちは天気もよかったのですが、後半は風も強くなりはじめ、畳の重さに拍車をかけます。最後の方はほとんど握力もありませんでした。

偶然にも割れなかった人の背丈ほどもある壺や貯金箱など、大事なものもいくつか運び出すことができましたが、ほとんどがもうどうしようもないものばかり。また、家の脇には海につながる側溝があり、そこに瓦礫と泥がたまっているので、水がはけないとのこと。最後の1時間でなんとか側溝にたまった畳や瓦や泥を掻き出し、なんとか水が流れるようになりました。

たった5時間、されど5時間。小渕浜の集落だけで100軒以上の家が同じか、それ以上の被害を受けていて、今でもほとんど手つかずの状態です。圧倒的に人手が足りていません。政府の対応が遅いとか、ぽぽぽぽーんとか、がんばろうとか、一人じゃないとか言ってるくらいなら、みんなで押しかけた方がなんぼかましだと、つくづく思いました。

本当に「なんぼか」しかましにならないんですけど、、。

作業の途中には、ニュースでも報道された漁具回収ボランティアのトラックが大きな浮き具を積んで走り回っていました。
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午後10時、新宿駅に着いて、家までの電車の中。

この電車の中にいる人たちが一日でもあそこに行けば、いくらでもやることがある、、。

思わず、思ってもしょうがないことを思っている自分がいました。私も残念ながら、このあとは行ける時間がありません、、。


これから行く方のために書いておくと、釘踏み抜き防止用の靴の中敷きは必須です。これがないと怖くて瓦礫の中を歩けません。
でも、我々もいろいろ探し回りましたが横浜市内のホームセンターではほとんど在庫がありませんでした。うちはビーバートザン鶴見駒岡店でなんとかゲット。LLサイズしかなくても少し大きめの長靴なら中敷きのまわりを切れば入ります。

あと、100円ショップの合羽は普通の泥かき作業なら問題ないんでしょうけど、今回のような瓦礫撤去作業ではあっというまに釘などで破れて使い物になりませんので、お気を付けください。

そういえば
posted by あきゅら at 15:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記